何でも言い合える職場が最強!|「心理的安全性」が分かる本4冊【flierで要約を配信中】

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昨今、「心理的安全性」という言葉が急速に広まっています。

「心理的安全性」は組織の生産性向上にもつながることから、多くの企業からも注目を集めています。

これからの管理職には、「心理的安全性」を高めてチームの力を最大限に高めていくことが求められるでしょう。

そこでこの記事では、「心理的安全性」の理解を深めるのに最適な本を4冊紹介していきます。

なお、今回紹介する本は書籍要約サイト「flier(フライヤー)」で要約が配信されています。

目次

心理的安全性とは何か

「心理的安全性」とは、チーム全体の成果に向けて、率直な意見や素朴な疑問を述べたり、違和感の指摘をするということが、誰でも気兼ねなく行える状態のことです。

「心理的安全性」の高いチームは、チームへのメンバーの愛着が高まり、生産性が向上していくのです。

Google社の社内プロジェクトは、4年の歳月をかけて「生産性の高いチーム」に必要な条件を分析しました。

その結果、チームの生産性を高めるのに重要なことは、「高い能力のメンバーを集める」ことよりも、「チームがどのように協力しているか」であることが分かりました。

さらに、チームの成功要因として「心理的安全性」が最も重要であることも分かったのです。

なるほど、どうりで怒鳴ってばかりの上司がいる職場は生産性が低かったんですね。

「心理的安全性」が分かる本 4冊

それでは、心理的安全性を理解する手がかりとして、flier(フライヤー)で要約を配信中の4冊を紹介していきます。

心理的安全性のつくりかた」 石井僚介

著者は、日本における「心理的安全性」のリーディングカンパニーである㈱ZENTechの代表取締役を務めています。

本書の素晴らしいところは、「心理的安全性」を日本の企業にフィットするように解釈しているところです。

本書では、「心理的安全性」を高めるため「話しやすさ・助け合い・挑戦・新奇歓迎」という4つの因子につながる行動を増やしていくことを提唱しています。

具体的にどんな行動が望ましいのか、逆にどんな行動が望ましくないのかが分かってきて、とても実用性が高いのです。

上司が部下に対して、報告にダメ出しをしたり、やたらと怒鳴りつけたりといった行動を取ることは、チームの心理的安全性を下げてしまうことが、本書を読むとよく分かってきます。

何も考えずに、高圧的な態度で部下をコントロールしようとする上司は、「心理的安全性」の観点から言えば大間違いだということが分かります。

私も、今まで高圧的な上司にやられてきたことが、どれだけ「心理的安全性」を下げていたのか、身に染みて理解できました。

そのような上司に対する理論武装のための一冊としても、本書はオススメです。

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最高のチームはみんな使っている 心理的安全性をつくる言葉55」 原田将嗣

著者は㈱ZENTechのシニアコンサルタントを務め、企業へ「心理的安全性」を浸透させるための組織開発の企画提案や、マネージャー向けのコーチングを担っています。

著者は、「心理的安全性」を高めるための「話しやすさ・助け合い・挑戦・新奇歓迎」という4つの因子を挙げ、それぞれの因子を強めるためには、言葉を変えることが必要だと主張しています。

そこで、本書には「心理的安全性を高める言葉」が55種類収録されており、実際の会話例も載っているので、どれも実用性の高いものとなっています。

その一例が、「〇〇さんのチャレンジをシェアさせてください」という言葉です。

このような挑戦を歓迎する言葉をかけることで、「心理的安全性」を高めてメンバーの積極的な挑戦を促し、チーム全体のチャレンジ精神を高めることができるというのです。

逆に、何かアイディアを出してもすぐに否定するようなチームでは、積極的な挑戦も行われないでしょう。

メンバーの意欲も失われ、チーム全体の活気が無くなっていくのです。

チームの活力を高めるために、言葉の一つ一つを大切にするべきなのです。

本書を読むと、そのことがよく分かってきます。

世界最高のチーム グーグル流「最小の人数」で「最大の成果」を生み出す方法ピョートル・フェリクス・グジバチ

著者は、プロノイア・グループ㈱の代表取締役を務める経営コンサルタントです。

Google Japanで人材開発、組織改革、リーダーシップマネジメントに従事し、2015年に独立して現職を務めています。

著者は、Googleで結果を出しているマネージャーは、「愚痴」「プライベートの相談」を活用していると述べています。

マネージャーが、愚痴を言う人としっかり話し合うことで、愚痴の中から建設的な提案を引き出すことが出来るのです。

また、プライベートの相談をしっかりと聞くことで、話した人は楽になり、マネージャーへの信頼関係が生まれるというのです。

・・・あれっ?これって日本の会社でも全く同じですよね。

マネージャーが話しやすいと、チーム全体の雰囲気も良くなって、仕事が円滑に進んでいきます。

心理的安全性という言葉が流行る前から、いい上司はそれに通じることを自然とやっていたんですね。

本書では、部下との面談において、マネージャーがどのようなことを心がけるべきかを、詳しく解説しています。

優秀なマネージャーの資質は、世界共通なのだということが実感できます。

「心理的安全性を高めるリーダーの声かけベスト100 田中弦

本書は、心理的安全性を高めるWEBサービスを提供する㈱Uniposの代表取締役である著者が、「心理的安全性を高める100のフレーズ」を紹介した本となっています。

それぞれのフレーズには、すぐに実践できるように具体的なケースを出しながら、詳細な解説を加えています。

例えば、ミスの報告を受けた時は、「二度とミスをするなよ」と相手を責めるのではなく、

「これを次の糧にしよう」と、失敗を許容する態度を示すことが大切だというのです。

こう言われたメンバーは、「自分のミスが組織としての学びにつながった」と前向きに捉えられるようになるのです。

このように、本書を読むことで、リーダーとして「心理的安全性」を高めるにはどのような言葉を使えばよいかが分かってきます。

まとめ

この記事では、心理的安全性が分かる本4冊を紹介しました。

パワハラばかりしている職場の上司にも、是非読んでもらいたいですね。

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